名工の技・人研ぎ
こんにちは。
アトリエダダです。
今回は一風変わった”水栓取付脚”の紹介です。
和は日本人の心
洋風インテリアの部屋が多い昨今、畳・障子・ふすま・急須など、
部屋の中に「和」を感じるものがあると、不思議と心が落ち着きませんか?
今回は水まわりでその「和」を感じられるような、
「洋」にもなじむ部材を作りましたのでご紹介したいと思います。
◆水栓取付脚(カナリヤ石)
◆水栓取付脚(寒水石)
「人研ぎ」という手法を用いて作った壁付水栓用の部材です。
どんな使い方をするの?
この単品画像だけではサッパリわからないと思いますので、いくつか施工例をお見せしましょう。
いかがですか?
洋風テイストな手洗器になじみつつ、和の雰囲気も併せ持った、
正に和洋折衷な水まわりに仕上がっているのではないでしょうか。
人研ぎとは?
「人研ぎ」とは、セメントに玉砂利石を混ぜたものを塗り固めて手作業で磨いたもので、
丹念に磨かれた自然石が、宝石のような輝きを見せてくれます。
50年前までは当たり前の工法だったらしいのですが左官職人が少なくなっていることもあり、現在は見掛けることは少なく、日本の伝統工芸の中には登録されていませんがそれに匹敵する価値のある工法と言えます。
今回、その少ない左官職人の方に無理を言ってDADAオリジナルとして作っていただきました。
サイズ(高さ)は2種類ご用意しています。
この部材に取付けできる蛇口はこちら
ちなみに…同様の部材は他メーカーでは取扱いがございません。
いつもの水まわりに職人の「仁と義」、atelierDADAの「アイデア力」が詰まった
和テイストな部材を取り込んでみませんか?